中層浮魚礁




 当社の「浮魚礁」は、底魚向けの沈設型魚礁とは異なり表層、中層域の回遊魚および根付魚を対象に開発したもので、魚礁本体に浮力体を取付け、これにロープ、人工海藻、網状物などを組合せた柔構造に特徴があり、魚群の誘導・蝟集効果に極めて優れています。
 適度な陰影、潮流による渦流で回遊魚の蝟集効果があるとともに、海藻類の付着成長で稚魚の中間育成場としての機能も発揮します。
 「浮魚礁」設置の海域では本釣、延縄および旋網などの漁法が用いられますが、定置網などへの魚群誘導礁としての効果も期待されています。


浮魚礁設置模式図
■設置2年魚群探知機図群  
  蝟集魚:カツオ・マグロの大群が多数見られます。
  蝟集状況

蝟集状況

中層浮魚礁
底層浮魚礁
中層浮魚礁(深海型)
中層浮魚礁
底層浮魚礁
中層浮魚礁(深海型)
構造と特長
■材料
耐海水性、耐候性に優れたプラスチックス、合成繊維を主材料に、波浪、潮流に対抗して安定した耐久性を有する材料を用い、各部材にまで魚礁構造体にふさわしい撓性をもたせました。
■構造
frp(繊維補強プラスチック)で骨組をつくり、これに合成繊維ロープと人工海藻、網状物などを組み合わせた可撓性構造です。
■蝟集効果
その構造から、適度な陰影効果、潮流による渦流効果、小魚の逃避効果、さらに海藻類の付着、成長で自然に近い藻場形成(餌料効果)の相乗作用で大きな蝟集効果を発揮します。
浮魚礁を利用した魚法
■一本釣り、延縄、旋網、刺網魚法が用いられます。
■定置網などへの魚群の誘導効果があります。